アスリートと鍼

プロスポーツ選手、学生アスリート、スポーツ愛好家。。。
 どんなレベルの人でも、自分が目指す目標のため日々鍛錬をされていると思います。その鍛錬が時にケガにつながってしまうことがあり、大切な試合に出れなくなったり、練習ができずパフォーマンスが落ちてしまう原因になります。ケガを治療して早期復帰するのが良いですが、ケガを未然に防ぐことがより大事です。未然に防ぐためには、自分の体の状態を良好に保つことが必要です。

 アスリートにとって自分の体の状態を整えること=コンディショニングは非常に大切です。コンディショニングの方法は多岐に渡りますが、その中で鍼を利用することも選択肢の一つとして確立しています。
 「スポーツ鍼」という分野があり、スポーツの現場で選手のサポートをする鍼灸師が行う鍼の治療方法があります。鍼はその特性上、治療後に体が重だるくなったり、筋肉が緩みすぎて力が入らないという現象が稀に起きます。筋肉に深く鍼を入れたり、全身に鍼を打つと起きやすいです。筋肉に深く入れるのではなく、筋肉の浅い部分から筋膜という組織に入れる方法をとります。そうすると、練習や試合で疲弊した筋肉が回復し、緩み過ぎず丁度良い加減で体のリカバリーになります。
 練習で追い込まれた体を回復させることや、試合前に力を出せるように筋肉を調整するためにスポーツ鍼の方法を使います。
 鍼治療は、ケガをしてから治りが遅いので最終的に行うという認識が根強いですが、現在はマッサージのような感覚で利用することができます。

 ケガをしてしまっては遅いので、コンディショニングを上手く行い、自分のパフォーマンスを100%出せるようにしてみましょう!

※当院ではスポーツ鍼の方法を用いた施術も行っています→詳しくはコチラ

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