呼吸、意識してますか?

みなさんこんにちは!久しぶりの投稿になります。
夏もあと少しというところですが、相変わらず猛暑が続いてしんどい日が終わりません…

さて、みなさん呼吸を意識したことはありますか?人間が生きるために必要な呼吸は、特に意識をしなくても問題なく行うことができる機能です。
しかし、この呼吸という動作が正しく行えなくなると、使われる筋肉の偏りが起きてしまいます。この偏りが大きくなり過ぎると、姿勢が悪くなり、関節や靭帯へ余計な負担が増えていきます。

人間は1日に約2万回呼吸をすると言われています。1回呼吸をする度に、横隔膜をはじめとした呼吸筋が使われます。呼吸筋は休むことなく働き続けなければなりません。呼吸筋が正しく働いてくれなくなってしまえば、その影響が全身に伝わり、肩や腰から、膝の不具合につながってしまいます。
具体的には、横隔膜や骨盤底筋の位置が偏位してしまい、腹腔内圧(お腹にかかる圧力)が抜けやすくなります。腹腔内圧は背骨を支えるとても大切な機能ですので、機能低下が起きると背骨に負担がかかり、腰痛につながります。また、腹腔内圧が低下すると骨盤が前傾(尾骨が上を向くような状態)しやすくなります。骨盤の前傾により大腿骨(太ももの骨)がねじれるようになり、膝の関節への負担が大きくなります。これは変形性膝関節症の原因となる膝関節の摩耗につながります。

歩く・階段を登る・走る・筋トレといった運動と同じくらい、呼吸も筋肉をたくさん使います。歩く時や筋トレをする時と同じくらい、呼吸も正しくできるように意識をして、トレーニングを行う必要があります。

次回の投稿では呼吸のトレーニングを紹介します。お楽しみに!!

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