鍼(はり)治療は痛い?

鍼を受けられたことのない人であれば必ず考えることが、鍼治療=痛い。

みなさんが思われる痛いというのは、注射を打つ時のようなチクッとした鋭い痛みです。鍼治療には、注射のような鋭い痛みはほとんどありません。なぜなら、鍼治療で使用するはりは注射の針よりかなり細く、先端が痛みの感じにくい形状になっているからです。

注射針の太さは0.4mmに対して、一般的な鍼治療用のはりは0.14mmしかありません。また、注射針は血管や筋肉などに薬剤を注入したりする必要があるため、人間の細胞を貫通できるように鋭利な構造になっているので、痛みを感じやすいです。鍼治療用のはりは先端が徐々に丸みを帯びているので、細胞を押し分けて体内に入るので痛みを感じにくい構造になっています。

現在は技術が進化してきていおり、痛みをなるべく感じないようにする鍼が開発されています。鍼治療=痛いというイメージは、過去の話になりました。

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