腰を痛める姿勢
寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は腰痛についてお話しします。
あるSNSの投稿でこんな記事を見かけました。
「腰を効率的に破壊する姿勢」
見た瞬間、なんと的確な題名だろうと感銘しました!
その姿勢は、椅子に座った姿勢なのですが…
お尻がかなり前に出ていて足を遠くに伸ばしており、PC作業のため首が丸まった状態でした。
よく見かけるだらしない格好ですね。でもこの姿勢、自然とみなさんもやってしまってはないでしょうか?この姿勢は感覚的には楽に感じるのですが、腰の骨や筋肉からしたらとんでもなく過酷な姿勢になっています。
人間の腰にとって負担が一番高い姿勢が座った状態です。それは立った状態よりも負荷がかかっています。そこからさらに、お腹の力が抜けてしまっているので腰から背中がかなり丸まっています。これは自分の体を腰の骨だけで支えているようなものです。そうすると、負荷が骨に集中してしまい、酷い時にはヘルニアなどの神経系を脅かす障害が発生してしまいます。文字通り、効率的に破壊しています。
人間の体は消耗品です。雑に扱えば悪くなってしまい、痛みが発生します。
正しい姿勢を維持して、「効率の良い姿勢」を目指すことが必要です。