そのお尻の痛み、大転子部痛症候群かもしれません。

長時間の立ち仕事や階段んの昇り時にお尻の外側に痛みが出る。

そんな症状をお持ちのかたは大転子部痛症候群(GTPS)かもしれません。


GTPSは、いくつかの解剖学的構造が股関節の外側の痛みを引き起こす可能性のある
いくつかの潜在的な診断を含む局所疼痛症候群とされています。

どうです?すごく難しいですよね?

要はいろんな原因からなる股関節外側の痛みということです!笑

以前は股関節の滑液包炎もGTPSの主な原因と考えられていましたが、今は滑液包炎はまれとされています。
代わりに、GTPSの主な原因が腱症または股関節外転筋(小臀筋、中臀筋)の裂傷であると信じられています。

その他特徴的な症状として、
・痛い方のお尻を下にして寝ると痛みが出る
・走るなどの活動で痛みが悪化する
などです。

GTPSは中年期の身体的に活発な方だけでなく、
日常的に運動を行わない方にも発生します。

身体的特徴として、
・女性は男性に比べてGTPSの発生率が3倍以上高い
・女性のGTPS有病率の増加は、骨の形態、高可動性(関節が柔らかい)、および体脂肪の増加に起因するといわれています。

●大転子部痛症候群に対する治療法
GTPSは症状が酷ければ外科的介入(手術)を行うこともありますが、
治療の第一選択として保存療法を行うことが多いようです。

保存療法の代表例として
・運動療法
・体外衝撃波療法
・ステロイド注射      が挙げられます。

これらの治療法を比較したところ、
臨床的にGTPSと診断された患者における第一治療法として運動療法を推奨するとしています。

「当院の強みは他院に負けない運動療法です。」

この研究では左右の臀部での疼痛の発生率の差についての言及はありませんでしたが、
左右で原因は違うのではないかと私たちは考えています。

なぜ右に痛みが出たのか…
なぜ利き足でない左に痛みが出たのか…

これらの疑問を解き明かすことで、
治療効果の増大や再発予防に繋がると信じております。

文章:村松

参考文献
Troels Kjeldsen et al. Exercise compared to a control condition or other conservative treatment options in patients with Greater Trochanteric Pain Syndrome: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Physiotherapy, volume 123, P69-80, June 2024

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